旅行者必見!!
北海道のおすすめ観光スポット図鑑
- 道北エリアのおすすめ観光スポット -
道北は、北海道で二番目に大きい都市である旭川、一面の美しいラベンダー畑が有名な富良野、日本最北端の地である稚内、雄大な日本海を見渡せるオロロンライン、利尻島・礼文島など見どころが盛りだくさんです。筆者も道北には幾度となく訪れており、その度に北海道の豊かな自然や数々の絶景に圧倒されてきました。
このページでは、実際に筆者が訪れた道北エリアの数々のおすすめ観光スポットを紹介していきます。
旭山動物園
旭川市を代表する超有名スポットです。写真も載せようと思ったのですが、動物たちに夢中で撮り忘れたのか1枚もフォルダに残っていなかったです (ごめんなさい) 。日本最北の動物園ということもあり、ペンギンやホッキョクグマ、アザラシなど北国の動物が豊富にいたのが印象的でした。特にペンギンの群れは、非常にキュートで必見です。
上野ファーム
色とりどりの花々と旭川の風土に根差した植物によって整えられた洋風庭園です。所々にあるインテリアも相まって、どこかイギリス味が感じられます。園内にあるカフェでは、庭園を眺めながらゆっくりお茶をするもできます。その場にいるだけで心が安らぐ素敵な場所でした。
神居古潭
札幌から旭川へと続く国道沿いにひっそりとある景勝地で、アイヌの人々からは聖地とされていたようです。自然豊かな土地に流れる石狩川とそれを橋の上から眺めた際の景色がなんとも美しいです。橋の奥まで行ってみると、旧神居古潭駅と当時使われていた蒸気機関車もありました。
JR音威子府駅
音威子府村は、旭川から稚内まで向かう途中にある北海道で一番小さな村です。1枚目の写真はJR駅舎を写したもので、どこか懐かしい雰囲気があります。プラットフォームも少し覗いてみたところ、かわいらしい蒸気機関車のベンチが設置してありました。
大函・銀河の滝・流星の滝
いずれのスポットも層雲峡温泉街からさらに山奥へと進んでいった先にあります。
写真1枚目の大函は、火山の噴火によって形成された柱状節理が川に沿って連なっている渓谷です。どこまでも続く断崖絶壁の景観は、非常に迫力がありました。銀河の滝・流星の滝は、日本の滝100選にも選出されている巨大な滝です。山の急斜面を登った先にある双瀑台からは二つの滝を同時に眺めることができ (写真2枚目) 、絶景スポットとなっています。
層雲峡温泉街
峡谷を流れる石狩川に沿って、数多くの温泉旅館が集結しています。筆者が訪れたのはホテル大雪という旅館で、日帰り温泉利用でも一度に3種類の温泉を楽しむことができました。特に、層雲峡の美しい景色が展望可能な「大雪乃湯」、穏やかな森林の中に溶け込んだ「天華の湯」は、どちらも大自然を満喫できる最高の露天風呂付きであり、全てが浄化されます。
星野リゾート トマム
1年を通して様々なアクティビティを楽しむことができるリゾート地です。夏は乗馬体験ができたり、運が良ければトマム山の展望台から雲海を見ることが可能です。また、北海道では珍しい室内プール施設「ミナミナビーチ」もあります。そして、冬はもちろんスキーやスノーボードを思いっきり楽しむことができます。ちなみに、筆者はプールの隣にある「木林の湯」という露天風呂がお気に入りで、冬の雪景色を眺めながら身も心も温まる最高の場所です。
ファーム富田
富良野を代表するラベンダー畑の名所です。ベストシーズンは7月中旬から下旬で、広大な敷地一面に広がる美しいラベンダー畑を堪能することができます。また、ラベンダー以外にも数多くの種類の花が植えられており、飽きることなく楽しめます。売店で販売されていたラベンダーソフトクリームも美味しかったです。
クッチャロ湖
浜頓別町の北西にある湖です。春と秋には渡り鳥たちが飛来することでも有名で、その数はなんと約300種類だそうです。筆者が訪れた時期は夏だったため、水鳥はほとんどいなかったのですが、湖の上空に白鳥らしき鳥が何羽か飛んでいるのを見ることはできました。バードウォッチングが好きな方には、特におすすめなスポットです。
大雪山旭岳
標高2291mの北海道で最も高い山です。山の麓から途中の姿見駅 (標高約1600m) までは、ロープウェイを利用して登ることができます。姿見駅周辺はトレッキングコースとなっており、豊富な高山植物や池を見ながらの散策が楽しめます。展望台やロープウェイから見る景色も非常に素晴らしかったです。
勇駒別
大雪山旭岳のすぐ近くにある温泉街です。上の写真は、ハイキング中に見つけた展望台から、宿泊先であるラビスタ大雪山を撮影したものです。この宿は、外観や客室がヨーロッパ風でありながら、大雪山の大自然の中で癒しのひと時を過ごせる露天風呂付きの温泉もあり、最高でした。
青い池
水面が青空のような色をしている摩訶不思議な池です。水に溶け込んだアルミニウムが太陽光を反射させることによって青く見えているため、できれば晴れている日に訪れたいスポットです。売店には、食べると舌が真っ青になる青い池ソフトクリームが販売されていました。雪が積もると眺めもガラッと変わるため、冬に来るのもよいかと思います。
ケンとメリーの木
昭和47年に日産スカイラインのCMで登場した木であるそうで、広大な土地の中にポツンと立っており、ビュースポットとなっています。筆者は平成生まれなのでCMについてはもちろん知りませんが、周囲に遮るものがないため見晴らしは非常によかったです。
白ひげの滝
青い池から少し山の方へ向かった所にある滝です。岩の割れ目から勢いよく水が流れ出ており、その形状がサンタの白ひげのように見えます。水面をよく見てみると、水の成分が同じだからなのか青い池と同じような色をしていました。
展望花畑 四季彩の丘
丘陵地に位置するカラフルな花畑です。丁寧に敷き詰められた何色もの花々が咲き乱れている様子は、まるで虹色のカーペットのようにも見え、絶景を生み出しています。奥の方にあった一面のひまわり畑もすごくきれいでした。見頃は7月中旬から8月中旬ですが、この時期は北海道も普通に熱いので、熱中症には気をつける必要があります。
ファームズ千代田
愛くるしい動物たちに癒されるふれあい牧場です。ポニーやラマなど、ちょっと珍しい動物とふれあうことができます。小さい子供であれば、ポニーに乗せてもらうこともできます。牧場グルメにも力を入れているらしく、レストランでびえい和牛のビーフシチューをいただきましたが、とても美味しかったです。
ニングルテラス・富良野チーズ工房
ニングルテラスは、新富良野プリンスホテルの敷地内にひっそりとあります。森の中に小洒落たログハウスが建ち並んでおり、少し現実離れした心地よい空間が広がっていました。それぞれのログハウスの中は小物売り場となっており、かわいらしい工芸品が数多く展示・販売されています。
富良野チーズ工房は、ニングルテラスから少し東に行った所にあります。実際にチーズが製造される様子を見学することができたり、工房のチーズをふんだんに使用した窯焼きピザをいただくことができました。
雄冬岬・国稀酒造
雄冬岬は、日本海に沈む夕陽を一望することができる岬です。増毛町から日本海オロロンラインに沿って南下した所にあります。サンセット時には、海面が鮮やかなオレンジ色に染まってキラキラ輝いており、信じられないくらいの絶景でした。展望台から見るのもよいですが、個人的には道路脇の岩場から海面すれすれの夕陽を眺めるのがおすすめです。
国稀酒造は日本最北の酒蔵であり、長年にわたり受け継がれてきた伝統のお酒を入手することができます。日本酒をお土産として買って帰りたい方におすすめです。
沓形岬公園
利尻島西側の高台の上にあり、沓形港フェリーターミナルからも近いです。公園中央部の見晴らし台で浴びる潮風がなんとも心地よいほか、そこからは礼文島を一望することができます。西に向かって突き出した場所となっているため、夕陽を見に訪れるのも良いかもしれません。
仙法志御崎公園
利尻島南部にある公園です。周辺の海水は非常に透明度が高く、天然の利尻昆布とウニが大量に生息しています。また、生け簀には稚内の水族館から出張中のアザラシがおり、優雅に泳いでいました。そして、アザラシの飼育員の方が持っていた魚を執拗に狙うウミネコが周辺を飛んでいましたが、魚に夢中だったのか結構近くで写真を撮ることができました。
オタトマリ沼
沼と名前が付いていますが、その水はかなり透き通っていました。沼の正面からは、そびえ立つ利尻富士を望むことができ、ここから (正確にはすぐ近くの丘から) 眺めた利尻富士の姿は、あの有名なお菓子「白い恋人」のパッケージにもなっています。沼の周囲は遊歩道となっており、色々な角度から沼に暮らす生き物たちを観察することが可能です。
姫沼
海沿いの道から少し山の方へ向かった所にポツンとある沼であり、静寂な水面にくっきりと映る逆さ利尻富士がとても美しかったです。調べたところ、この沼はどうやら人工沼らしいのですが、周囲には原生林が広がっており、野鳥も数多く生息している自然豊かなスポットでした。
ペシ岬・さとう食堂
ペシ岬は、鴛泊港フェリーターミナルから見える断崖絶壁の上にある岬です。高さ93mの険しい道を頑張って歩いて登る必要がありますが、展望台からは鴛泊港や礼文島がよく見渡せます。
さとう食堂はフェリーターミナルの目の前にある食堂で、ミシュランプレートを獲得したお店でもあります。利尻海藻ラーメン、ホタテラーメン、海鮮ラーメンなど、数多くの海産物を使ったラーメンが味わえるおすすめの場所です。
夕日ヶ丘展望台
島の北側にあり、大海原と礼文島、そしてその奥に沈んでいく夕陽を見ることができる利尻島の絶景スポットです。筆者が訪れたのもちょうど夕暮れ時であり、夕陽に照らされた海がオレンジ色にキラキラ輝いていて、とてもきれいでした。また、高台の上に展望台があるため、利尻の町並みや利尻富士もよく見えます。
利尻島郷土資料館
洋風な外観をした建物の中に、利尻島の生き物や高山植物の標本、ニシン漁業に使用されていた道具、かつて利尻島まで泳いできたワイルドなヒグマに関する資料などが展示されています。資料館の入り口付近には巨大なトドの剥製が置いてあり、かなり迫力がありました。そして、なぜか裏庭でパークゴルフをすることもできます。
黄金岬
留萌の市街地から海辺の方へ向かった所にあるビュースポットです。上で紹介した雄冬岬と同じく、こちらも日本海に沈む美しい夕陽が眺められる絶景スポットとなっています。岬の近くにはキャンプ場もあったため、時間があれば夕陽を見ながらバーベキューをするのも良いなと思いました。
久種湖
香深港フェリーターミナルから下で紹介するスコトン岬に向かって、れぶんアツモリロードをサイクリングしている途中にありました。湖の東側は高台となっているため、自転車で登るのは結構しんどかったですが、そこから眺める湖は美しかったです。北西部の湖畔ではキャンプができるほか、数多くの野鳥が訪れるスポットにもなっています。
スコトン岬
礼文島北西の先端にある岬で、日本最北限の地となっています。写真に写っている島はトド島と呼ばれる無人島で、トドが多く暮らす海域にあることから名付けられたそうですが、この日はトドは見られませんでした。景色が澄んでいれば、遠方に樺太を望むこともできます。岬の売店では、天然の利尻昆布から取った出汁を味見することができ、無限に飲めるほどに美味しかったです。
市街地 (JR稚内駅・稚内公園)
夜は稚内の市街地を散策してみるといいかもしれません。
まず、JR稚内駅は日本で最も北にある駅です。最北端の看板と終点の列車止めは、ここまではるばるやって来たトラベラーに達成感を与えてくれます。2枚目の写真は、稚内公園の高台から市街地の夜景を撮影したものです。高台までは結構距離がありましたが、その分眺めはすごく良かったです。
白い道
宗谷岬付近に伸びている真っ白な道です。道路全体にわたってホタテの貝殻が敷き詰められており、それが白さの正体らしいです。高台の上にあるため360度の景色を見渡すことができ、稚内でも屈指の写真映えスポットとなっています。道幅が結構狭かったため、歩行者も車もその点は注意です。
宗谷岬
日本海とオホーツク海の両方を一望することができる岬であり、日本最北端の地でもあります。2枚目の写真にうっすらと写っているのは樺太の南端で、思っていたよりもはっきりと見ることができました。岬の売店では、最北端Tシャツを入手することができます。稚内に訪れたら、メモリアル的な意味でも必ず一度は立ち寄りたいスポットです。
ノシャップ岬
稚内の市街地から北に行った所にある岬です。岬の先端が突き出た地形をしているため見晴らしが非常によく、利尻富士もしっかりと見えました (1枚目の写真) 。岬の近くには「樺太食堂」という海鮮丼屋があり、2枚目の写真はそのお店で食べた朝ごはんです。新鮮かつボリューミーな海鮮丼で、朝から満腹満足でした。
稚内港北防波堤ドーム
1936年に建設されたドーム状の防波堤です。柱の造りやアーチ型の天井が特徴的で、古代ギリシャの建造物を彷彿とさせます。ドームの上は普通に歩くことができ、稚内の市街地からも全然歩ける距離にあるため、朝方に潮風を浴びに散歩しに行くのがおすすめです。